遠藤雅義(管理人)

書簡

春足宛て、石川雅望(宿屋飯盛)書簡 狂歌作者部類、梅かへ物語、続万歳集など

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-1-2六月十五日之貴書相届奉拝読候御壮健ニ御座候之趣大慶仕候作者部類御覧被成候由御勲功(?)に被仰聞殊ニ々才金一歩御授被下甚恐入奉存候前月とおほへ候梅かへ物語と題し候狂文御覧にいれたく八王子へ届候いまた御地...
書簡

春足、石川雅望(宿屋飯盛)入門 文化七年(1810) 雅望の返書

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-1-1かゝるあたりをもすてさせたまはてふりはへ御せうそこたまはりぬることうれしさおほかたならすおほへ侍り御ふみにそへて給ハりぬるむきなハ一はこことにめつらかなる物にてとく調しあちはひて見給へつるによのつねの...
扇面・団扇

七代目市川團十郎の発句 扇面

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-17-3?(車扁に鳥の字)の啼間くやほとゝきす  七代目三升※啼間の後は「くの字点」で、直前の文字の繰り返しを表す。ここでは「啼間」の繰り返し。語注*車扁に鳥の字 カシドリか?カシドリならばカケスのこと*七...
錦絵

市川團十郎 暫 五渡亭国貞画の錦絵、画賛七言絶句と狂歌

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-17-2五渡亭 国貞画  至清堂/捨魚一声之暫市川風煎豆奏春淑気通名響四夷八荒外誉高桟敷土間中立かゝるはるを見かけてしはらくとひとこゑかくる庭の鶯  宝市亭 外成語注*一声之暫 *しばらくとひとこゑ 歌舞伎...
摺りもの

六樹園 市川團十郎はみがき広告文

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-17-1三升家伝    楽屋香御しろい市川團十郎はみかき小間物類しなしな私方団十郎はみかき日増に御用の仰付ありかたく奉存候御蔭にて内証よほどあたゝまり戸棚に黄なる金がたまれば台所には白水をながすこれひとへに...
六々漫談

狂歌のこころえ 狂歌とは「俗なるものを雅に歌うもの」

抜六 最近、ようやく見つかった六々園漫録ですが、大変興味深いことが書かれていました。遠藤 いつも解読ありがとうございます。どんな面白いことが書かれていたんですか?抜六 たとえば、春足さんにとって狂歌がどういうものなのか、狂歌と和歌を比べてい...