
 春興
玄宗や楚王に見せばいかならむ
やうきひさくら青柳のこし   抜足
 雪
をみな児の馬ともなれる竹杖に
道をゝしへてもらふ雪の日  六々園
 柳桜交枝
美髯公のくちひけなれや枝かハす
はれのにしきにつゝむ青柳   抜足
語注・気付き
3-42-4 玄宗や楚王に見せばいかならむ/やうきひさくら青柳のこし
*楚王 虞美人を愛した項羽を指すか。
3-42-6 美髯公のくちひけなれや枝かハす/はれのにしきにつゝむ青柳
*美髯公(びぜんこう)「髯」は「ほおひげ」。関羽(? – 220年)- 後漢末の将軍:「美髯公」として言及される代表的な人物。(wiki)
 
  
  
  
  

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